『上司や経営者を味方につけるには、根回しが重要』
根回しというと、一見悪だくみをしているようで聞こえが悪いですが、
「年月をかけて信頼を構築するということ」です。
それには自分の意見を伝え、自分はどういったことを考えていて、仕事でどうしていきたいか、どんなことを目標としているのか、と自分のことを知ってもらいます。
そして、相手の考えを知る必要があります。何も知らないで、伝えてしまったばかりに、本来はうまくいったことも、うまくいかなかったり、関係にヒビが入ることもあります。
そこで接客力が活きるわけです。
その人はどんなことに興味があるのか、プライベートは、仕事に対しての考え方、どういったことを大切にし、理念にしているのか。
これはどんな人、対お客様にも当てはまることですが、最初にするのはその人との関係作りです。
相手の状況を知り、自分の考えていることと、相手の思っていることは今どれだけ開きがあるか、その差を知ることです。
そしてそこを徐々に埋めていきます。
ここで発揮する接客力。
接客力は何もお客様だけに使う力ではありません。
むしろ、身近な人。家族や友達などにも時として、大事な関係を維持する力となるのです。
日常会話から始まり、その人の近況の話を聞き、そして相手の仕事に対しての考えや、これからどんなことをしていきたいか、どういったことを評価し、どんなことが嫌いなのかを知ります。
それと自分の達成したいことに向けて、話の焦点を合わせていきます。
ここでいう接客力は観察眼や、相手に同調することで得られるその人の考えを知り、自分の達成したいことと擦り合わせをしていく力のことです。
そうすれば、上司と分かり合うことで今までよりももっと自分が働きやすくなったり、希望を出していたけど、なかなか受け入れてもらえないことが通ったり、会社で初めてとなる異例のことをなし得たりすることができるのです。
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